超初心者的ツクールMVプラグインの使用方法~活用編~

プラグイン導入15

 

前回のプラグイン導入編に続いて、もう少し詳細なプラグインの使用方法について説明していきます

プラグイン設定画面の見方

 

プラグイン管理画面に登録されているプラグインをクリックすると、そのプラグインの設定画面が表示されます

プラグイン導入13

この画面の見方を説明していきます

  • 名前:プラグインの名前です
  • 状態:プラグインの状態です。「ON」と「OFF」を切り替えられます「ON」になっているプラグインは作動しますが「OFF」になっているプラグインは作動しません。一度プラグインの動作を止めてテストプレーをしてみたい、といった時などに、わざわざプラグインを管理画面から削除しなくても、状態を「OFF」にすればそのプラグインだけ動作を停止させる事ができます。しかしうっかり「OFF」にしたまま忘れているとプラグインを使っているつもりが動作していなかった、なんて事もあるので注意してください
  • ヘルプ:プラグインの作者が用意したヘルプが表示されます。プラグインの詳細な使い方や、プラグインコマンドの使い方等が書いてある場合が多いので、しっかり読むようにしましょう
  • パラメータ:プラグインによってはパラメータが設定されています。パラメータの値を変更する事によって、プラグインの設定をカスタマイズする事が出来ます

パラメータの設定

パラメータの設定を変更する事によって、使用者の好きなようにカスタマイズする事が出来ます。プラグインによってパラメータの値は違うので、プラグインのヘルプ等を読んでパラメータの設定方法を確認しておきましょう

前回使用したテスト用のy_testプラグインを使用してパラメーターの設定方法例を説明します

y_testプラグインはデフォルトでは「スライムの画像」を「x座標:300」「y座標:10」の位置に表示させるだけのプラグインです

プラグイン導入12

y_testプラグインの設定画面を確認してみます

プラグイン導入13

パラメータ設定項目に

Enemie Name  Slime

x.pos 300

y.pos 10

と表示されています

Enemie Nameで表示させる敵の画像名を、x.posで表示させるx座標を、y.posで表示させるy座標を指定しています。

この設定によって「スライムの画像」を「x座標:300」「y座標:10」の位置に表示させています

このパラメータの値を変更する事で、表示させるモンスター画像、x座標の位置、y座標の位置を自由に変更する事が出来ます

実際に値を変更してみます(Enemie Nameはプロジェクトフォルダ内のimgフォルダ→enemiesフォルダの中に入っている画像の中から表示させたい画像の名前を指定します

Enemie NameをBat

x.posを20

y.pos 200

に変更してみました

プラグイン導入25

ゲームをプレイしてみると表示されるモンスターがバットに変わり、表示位置も変わっています

プラグイン導入14

こんな感じでパラメータの値を変更する事でプログラムに触れる事なく、カスタマイズを行うことが出来ます

 

プラグインコマンドの使用

プラグインによってはプラグインコマンドを使用するものもあります

プラグインコマンドはイベントエディターにてプラグインコマンドを記述する事で、機能を呼び出すものです

実際に使用例を説明していきます

プラグインコマンドやメモ欄を活用したプラグインを作成する技術が無いので、公式プラグインであるItemBookプラグインを使用して説明します。ItemBookプラグインはゲームにアイテム図鑑機能を追加するプラグインです

プラグイン管理画面にItemBookプラグインを登録し、設定画面のヘルプボタンを押してヘルプを確認します

プラグイン導入15

ヘルプの中にプラグインコマンド:という記述があると思います

これが使用出来るプラグインコマンドになります

ひとつ抜き出してみると

ItemBook open   #図鑑画面を開く

との記述があります

これの意味はイベントエディターのプラグインコマンドに「ItemBook Open」と記述した時に図鑑画面が開く、ということです

実際に図鑑を開くイベントを作ってみます

キャラクターに話しかけたら図鑑を見せてくれるイベントを作ります

話しかけたら「アイテム図鑑を見せてあげる」としゃべってくれるイベントを作成します(お好みで)

プラグイン導入16

そして文章を表示させた後に図鑑を開くプラグインコマンドを仕込みます

プラグインコマンドの記述はイベントコマンドの3つ目のタブの上級の中にある「プラグインコマンド」を使用します(スクリプトと間違えないよう注意)

プラグイン導入17

プラグインコマンドをクリックするとコマンドを入力するウインドウが開きます

ここに「ItemBook Open」と記入しOKをクリックします

プラグイン導入18

たったこれだけです!!

これでプラグインコマンドが記述出来ました

プラグイン導入19

適用をクリックしイベントエディターを閉じ、テストプレーを実施します

キャラに話しかけると「アイテム図鑑を見せてあげる」としゃべった後にアイテム図鑑がひらきます

図鑑が開かない場合はコマンドの記述が間違っている可能性があります

大文字小文字が間違っていないか、スペースの位置は間違っていないかとうチェックしてみましょう

プラグイン導入20

アイテム図鑑プラグインは、獲得したことのあるアイテムの情報が表示され、未獲得のアイテムは「??????」と表示されます(この??????の表記は上で説明したパラメータ設定で好きな文字に変更できます)

初期状態では全部??????になっていると思います。情報が表示されている状態も確認したい!!となった場合、イベントを使って全てのアイテムを入手させれば確認できますが、すごくめんどくさいです。

そこでもう一度プラグインのヘルプを見てみましょう

プラグインコマンドの中に

ItemBook complete # 図鑑を完成させる

との記述があります。このコマンドを使用すれば、一瞬で図鑑を完成させる事ができます

先ほどのイベントを開きItemBook Openのコマンドの上にプラグインコマンド「ItemBook complete」を追加します

プラグイン導入21

これで図鑑を完成させた後に、図鑑を開くイベントが出来ました

テストプレーを実施してみると図鑑が完成した状態で表示されているはずです

プラグイン導入22

これでプラグインコマンドの解説は終わりです。プラグインコマンドがある場合はヘルプ等で使用方法が説明されていると思いますので、どんなコマンドがあるか把握し、使用しましょう

 

メモタグの使用

プラグインによってはメモタグを使用するものもあります

メモタグはデータベースのメモ欄にタグを記述する事によってプラグインとデータのやりとりを行う機能です

使用例を説明します

先ほどのItemBookプラグインをそのまま使用して説明していきます

再度プラグインのヘルプを確認します

プラグイン導入15

アイテム(武器、防具)のメモ:

<book:no> #図鑑に載せない場合

との記述があります

この<book:no>の部分がメモタグです

このタグの意味は「アイテム(武器、防具)のメモ欄に<book:no>と記述すれば、そのアイテムは図鑑に載らない」ということです

実際に記述してみましょう

データベースを開いてアイテム(武器、防具)の中から図鑑に載せたくないアイテムをえらんで、メモ欄に<book:no>と記述します

プラグイン導入23

これだけです

これで適用、OKをクリックしデータベースを閉じ再度テストプレーしてみましょう

<book:no>を記述したアイテムだけアイテム図鑑から除外されています

プラグイン導入24

これでメモタグの説明は終わりです

 

パラメータ設定、プラグインコマンド、メモタグを使いこなせるようになる事でかなりカスタマイズの幅が広がります

公式プラグインや有志でプラグインを開発し配布されている方々のおかげで使用出来るプラグインは数え切れないほどあります。それらを使用させてもらうことで、プログラミング等の知識がなくても十分にオリジナリティのあるゲームを作る事ができます

当ブログでもプラグインの紹介や解説を行っているので参考にして下さい

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